暴風警報が出た!急いで窓が割れないように補強しなくては・・・と思い養生テープで補強し暴風警報が解除されてやれやれと養生テープをはがそうとしたらうまく剥がす事ができず跡が残ったなんて事ありませんか?
跡が残らない剥がし方や取り方があれば窓は元通りきれいになるはずです。
そこで今回は養生テープをきれいな取り方や方法を調べてみました。
養生テープ跡が残る理由は?
養生テープが残る理由は一般的に2通りあるといわれています。
- 養生テープの粘着剤の問題
- 長期間養生テープを放置していた
粘着剤ですが粘着剤の素材の中にラバー素材が入っているものが残りやすくなります。
理由は熱でラバー素材が溶け出すから。
長期放置ですがこれは養生テープに限らず窓に張ったまま長期放置すると直射日光を多く浴びたために粘着剤が劣化して跡が残ってしまいます。
これらの理由を踏まえたうえで剥がせばきれいに取る事ができるのではないでしょうか。
養生テープを長期間使用後の剥がし方!跡が残らない取り方を5つ紹介
それではうまく剥がせず跡が残った場合どんな取り方があるのでしょうか?
次は跡が残らずきれいに取る方法を紹介したいと思います。
無水エタノール
無水エタノールは殺菌能力は低いものの洗浄には向いています。
薬局で売っているため簡単に手に入るというのもおすすめの理由です。
使い方は
- コットンに無水エタノールをしみ込ませる
(この時パックのように養生テープが残った部分には液体をしみ込ませる様にする) - プラスチックのスプーンなどで傷がつかないようテープの部分をこすって剥がす
車のパーツクリーナー
車のパーツクリーナーは部品の油汚れを落とすメンテナンスの味方なのですが、実はテープやシールはがしにも最適なのです。
使い方はパーツクリーナーを吹きかけた後拭き取るように接着剤を除去するだけです。
蒸気
蒸気というのはドライヤー等を使い熱をかけることになるのですがこちらも有効です。
粘着剤の主材料であるゴムが熱で柔らかくなるので比較的容易にはがすことができるのが特徴です。
ただしこのとき温めすぎるとかえって粘着剤がべたべたになりはがしにくくなるので注意しましょう。
テープ剥がし
テープ剥がしには酢酸ブチル・ミネラルスピリット・シクロヘキサン・LPG(液化石油ガス)・イソプロピルアルコールなどの溶剤が含まれており粘着剤の部分を溶剤で溶かして剥がすというものです。
いろいろなメーカーから出ており市販もされているので一度試してみるのもいいと思います。
消しゴム
消しゴムという方法もありますがこれはあまりおすすめできません。
というのも粘着物質を取り除くためには消しゴムで必死に擦ることになるのでかなりの労力と時間が必要になります。
更に消しゴムで擦ることで窓などを痛めかねません。
剥がす方法としては消しゴムはあまり向いていないと思います。
この他に特に粘着部分だけを取り除きたい場合は布テープがおすすめです。
方法は粘着部分にシールやテープの粘着物質が残っている場所に強く押し当てて貼り付け、それを剥がすという方法でこれを何回か繰り返すときれいにとることができます。
この方法がおすすめな理由はテープ自体の粘着物質が強力であることと布なので柔軟性があるから作業がし易いというところです。
剥がし方にはいろいろな方法があるのでうまく出来なかったら次の方法というように試しながら剥がしてみましょう。
まとめ
養生テープの跡が残らないようにするためにはできるだけ早く剥がす事と粘着剤の素材を確認しましょう。
素材によっては剥がしにくいものもあるのでどんな素材なのか確認するのも大切です。
どんなもでも時間が経てばきれいな取り方はできません。
特に養生テープは直射日光を浴びるので跡が残らないように剥がすにはすぐに剥がす事が大切です。
いろいろな剥がし方で跡が残らない取り方をぜひ試してみましょう。