柱の中で最も無口でポーカーフェイスと、クールな印象を受ける水柱こと「富岡義勇」。
その素行に印象もあってか何を考えているのか相手に理解されず、他の柱から微妙な距離を置かれている一匹狼のような存在です。
しかし過去の富岡義勇は実はそんな奴ではなく、姉大好きなシスコンだった!?
そう!富岡義勇がこんな風になってしまったのにはちゃんと理由があって、なんでも我が身の過去に起こった姉の死が深く関与しているのだとか…。
その辛い出来事が原因で今の一匹狼こと富岡義勇の人格が成り立ってしまったのです。
では昔の富岡義勇は一体どんな男性だったのでしょうか?
また富岡義勇の姉。蔦子の死が与えた影響とは一体何だったのでしょう?
富岡義勇が鬼殺隊に入る前より昔、姉の生前時代まで遡ることでそれらの疑問の答えを見出だしてみました。
もくじ
富岡義勇の家族構成や生い立ちを紹介
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まず初めに、水柱である現在や若かりし鬼殺隊の頃よりも、昔。
ただの富岡義勇だった頃を知るべく、家族構成やその生い立ちについて紹介していこうと思います。
家族構成
家族構成のはっきりとした内容のものは残念ながらコミックには描かれてはいません。
また姉、蔦子のことについても実はたった1コマのみ。
15巻の131話目の1コマに蔦子の名前とその容姿が描かれているだけなのです。
そのため推測になりますが、父親・母親・姉蔦子そして弟義勇の4人家族という説が最も可能性が高いと言えます。
生い立ち
次に富岡義勇の生い立ちについてです。
生まれは東京都豊多摩郡出身。
流行りの病で両親を失った後姉蔦子と両親が残してくれたお金で2人、暮らしていました。
しかし鬼の襲来により弟である義勇を匿った姉が亡くなったこと、で富岡義勇は天涯孤独の身となってしまいます。
近所の人々に姉の亡くなった理由が鬼に襲われた事だとを話すも信じてもらえず。
誰も信じてはくれないどころか、唯一の家族を失ったことで心の病にかかったと思われてしまい遠縁の医者である親戚に預けられることとなりました。
しかし親戚の元へ向かう道中、富岡義勇は姉と住んでいた自分の住まいに帰るため、逃げ出そうとするも道に迷ってしまいます。
山中で息絶えようとしたところを偶然発見した漁師に助けられ、縁あって13歳の時に鱗滝さんの元で弟子として暮らすようになるのです。
修行を終えたのち最終戦別に合格し、鬼殺隊に入隊した義勇は師である鱗滝さんの元を離れ、次々へと鬼を倒し昇格していきます。
そしてその後、柱となった富岡義勇は次の指令で鬼退治に向かった矢先に炭治郎と鬼化した禰豆子と出会い、二人を手助けしました。
その当時の年齢は 19歳頃と言われています。
富岡義勇の過去!実はシスコンだった?
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明確な確証はないものの、シスコンだった可能性は大いにあると言えます。
幼い頃に両親を亡くし、唯一の家族だったのが姉の蔦子です。
描かれた容姿や風貌からして品のある、まさに大和撫子の名が相応しい女性だったでしょう。
年齢は義勇が13歳の時に蔦子は祝言を上げる予定となっていたため、蔦子の年齢はおおよそ18歳前後で5~6歳差の兄弟だったと考えられます。
義勇との年齢差が少し歳が離れている事にまた蔦子が義勇を可愛がっていたこと、そしてのちに出会う錆兎が富岡義勇に対して言い放った発言から富岡義勇は姉が大好きだったことがよくわかります。
また姉の死後、義勇のとった行動からシスコンとはまた違った、姉は唯一無二の存在だったことがひしひしと伝わってきました。
富岡義勇の姉の蔦子が死んだ理由とは?
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では何故姉の蔦子は死んでしまったのでしょう?
実は前日に祝言を控えた夜にその痛ましい事件が起きたのです。
各自室でそれぞれ床について眠っていた姉と富岡義勇。
そこに「義勇、義勇」と何度も自分の名を呼ぶ声で目を覚ますと、目の前には慌てふためいた姉の姿がありました。
一体何事がと思いながらも、いつもの姉と違った様子に富岡義勇は困惑してしまいます。
怯えながら小さな声で必死に義勇を押し入れに誘導し、「 声を出さないで静かにここにいて。姉さんは大丈夫だから!」と話す姉に、何も言えず。
富岡義勇は姉の言いつけを守り、暫くの間押し入れに身を潜め隠れていました。
明朝になり、義勇はやっと押し入れから身をだ、姉の姿を探します。
しかし家の中に町内を探しても姉の姿はどこにも見当たりません。
そして一度家に戻ろうと帰路に着いた際に、こそこそと話しをする声を耳にします。
恐る恐る声のする方へ富岡義勇が足を運ぶと、そこには恐ろしい光景が広がっていました。
口の周りが血だらけで真っ赤に染まった人の姿をしたものが、すごい速さで逃げていったのです。
そしてそのそばには無惨な姉の姿がありました。
そう。
姉は自宅に忍び込んだ鬼に気付き、弟の義勇の身を安全な場所へ隠した後、弟を助けるため鬼の犠牲となり食べられてしまったのです。
これが姉蔦子が死んだ理由になります。
姉蔦子が死亡後の義勇はどうなった?
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夜が明け今日は姉の祝言の日。
本来なら花嫁衣装を身にまとい幸せいっぱいだったはずの姉が、目の前で鬼に食べられ無惨な姿に変わり果てた所を目撃し、必死に近所の人に助けを求めるも叶わず。
近所の人々は鬼の存在を認めてもらえないどころか、姉がなくなったことで心が病んでしまったと勘違いされ距離をおかれてしまいます。
もともと口下手なところがあった富岡義勇ですが、これがきっかけでさらに口を閉ざしてしまいました。
心の病気とされ、遠い医者の親戚に身を預けられることとなった富岡義勇。
向かう道中で逃げ出し姉と住んでいた自宅へ帰ろうとするも道に迷ってしまい、倒れているところに運よく漁師に助けられ知り合いの鱗滝のところへ預けられます。
鱗滝さんの家でお世話になっている際に出会ったのが今後同期となる錆兎です。
富岡義勇と同じく、鬼によって父親が殺された過去を持つ男の子で、年も境遇も同じ二人は同士であり友となります。
しかし鬼殺隊の最終戦別にて、義勇含む多くの候補生を助けた錆兎が亡くなってしまいました。
姉の死をはじめ友の死、そして自分だけが助かってしまったこと。
さまざまな辛い経験が積み重なってしまったことで、富岡義勇の心のバランスが崩れ、表情に感情が出なくなったのではと思われます。
富岡義勇の過去は何巻何話で読める?
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これら過去のエピソードについて実はこと細かくは描かれておらず、無惨との戦いに備えて柱が隊員を指導する際に自身の口で語っています。
そしてそれが掲載されているのが、コミック15巻の130話123ページに描かれています。
しかしこの富岡義勇の話を聞いた炭治郎が語った言葉により、今まで忘れていた友である錆兎が富岡義勇に言い放った言葉を思い出し、姉と錆兎の想いを理解するのです。
無口で何を考えているのはわからない富岡義勇ですが、ここのシーンだけは富岡義勇の想いがヒシヒシと伝わってきます。
またコミック外のファンブックにも富岡義勇の過去に姉ついて描かれているようですのでそちらもチェックしていただけたらと思います。
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富岡義勇の過去!記事まとめ
幼い頃に病で両親を亡くし、姉と二人で生活を共に過ごしていた富岡義勇。
6歳上の姉は、父であり母でありそして姉という富岡義勇にとってはかけがえのない存在だったのでしょう。
姉蔦子の死後、姉の形見である女物の着物を身にまとい誰になんと言われようよ脱ごうとはしませんでした。
また心の病と勝手に勘違いされ遠縁の医者の親戚に預けられそうになるも、その向かう道中に逃げ出し姉と過ごした幸せだった自宅へ帰ろうとします。
ただ一人の家族であり、富岡義勇にとって何者にも代えれない唯一無二の存在だった姉蔦子。
シスコンとはまた違った意味で大切な存在だったはずです。
姉の死に加え友である錆兎の死。
幼かった富岡義勇に与えた影響は根深く心に突き刺さっていたことでしょう。
冨岡義勇の身につける羽織には半分が姉の形見となる着物、もう半分が錆兎の形見であった着物を縫い合わせて作られており、これらは自分のせいで家族や友が死んでしまったという戒めの象徴として身に纏っているようです。
冷徹で寡黙と誤解されやすい富岡義勇ですが、この悲しく辛い過去があってそうなってしまっただけであり、実は心優しくただ不器用言葉足らずの人だということがわかります。
また富岡義勇の過去をコミックにしたものがサイトにアップされていましたので是非気になる方か下記リンクとチェックしてみてください!
絵にすることでより富岡義勇の心情が汲み取れるかもしれません。