授乳中でもカフェイン入りの飲み物が飲みたくなる時ってありますよね。
妊娠中からカフェインを避けてきたママも多いと思います。
昔からコーヒーが大好きだった私はいつから飲んでいいのかずっと気になっていました。
授乳中にカフェイン入りの飲み物を飲むと赤ちゃんへの影響ってどれぐらいあるの?
どのくらいまでなら飲んでも大丈夫?
好きな飲み物だけど、娘になにか影響が出るなら諦めるしかない・・・。
でも、妊娠中からたくさん我慢してきたからできれば飲みたい!
育児を頑張る自分へのご褒美にしたくて、授乳中のカフェインについて調べてみました。
もくじ
カフェインが抜けるまでの時間は?授乳への影響
ママがカフェイン入りの飲み物を飲むと、母乳に移るカフェイン量は約15〜30分くらいでピークになります。
そして、ママの体からカフェインが抜けるのに約5時間ほどかかるそうです。
人によって代謝が違うので、もっと早く抜けてしまう人もいます。
もしどうしてもカフェイン入りの飲み物を飲みたくなってしまったときは授乳直後がオススメです。
私の娘は母乳とミルクの混合育児でしたが、離乳食が始まってから授乳の間隔がかなり長くなりました。
夜は一度寝たら6〜8時間寝てくれるようになったので、寝る前最後の授乳の後にコーヒーを飲んでリラックスタイム。
早く起きてしまったときはミルクで対応しています。
ママが工夫すれば、赤ちゃんへの影響は最小限に抑えることができます。
授乳中のカフェインは有害?赤ちゃんへの影響は?
授乳中のカフェインは有害とは言い切れません。
適量であれば、リラックス効果がありママの気持ちを落ち着けることができるからです。
特にリラックスタイムに向いている飲み物にはカフェインが含まれているものが多いです。
カフェインが入っているからあれもだめ、これもだめ、なんてしていると逆にストレスが溜まってしまいますよね。
とはいえ、過剰に飲みすぎると赤ちゃんへの影響が出てくるので、飲み方に気をつけることが大切です。
カフェインの作用と体への影響
カフェインには中枢神経を興奮させる働きがあります。
この働きによって、体にはこんないい影響が起きています。
- 勉強や仕事への集中力を高めてくれる
- 眠気や体がだるい時にシャキッとさせてくれる
- 血流が良くなり、運動のパフォーマンスがよくなる
私も仕事中はいつもコーヒーを飲んでいました。
頭が冴える気がするし、仕事への集中力も高まっていると感じることが多かったからです。
ただし、飲みすぎるとカフェインの急性中毒になり、体に悪影響を及ぼすことも。
適量を上手に摂取することが大切ですね。
カフェインの赤ちゃんへの影響
授乳中にママがカフェインを摂ると、摂取量の約1%が母乳に移ってしまうそうです。
月齢が低いほど、母乳に移ってしまったカフェインの影響を受けやすくなります。
- 寝つきが悪くなる
- 興奮気味になって落ち着きがなくなる
- 情緒不安定になり泣くことが増える
大人が眠気覚ましにコーヒーを飲むように、赤ちゃんも眠れなくなったりしてしまうようですね。
新生児の時期はすべての栄養を母乳からもらっています。
ママがカフェインを摂り過ぎてしまうと赤ちゃんにも影響が出てしまうようです。
授乳中のカフェインはどれくらいOK?
授乳中でも、絶対に飲んではいけないわけではありません。
では、どのくらいの量までだったら飲んでもいいのでしょうか。
カフェイン含有量と授乳中の摂取目安
海外では主に授乳中は200〜300mgを超えないようにと周知されています。
日本では明確な数値までは出ていませんが、同じように考えたほうが良いでしょう。
では、どんな飲み物にどのくらいのカフェインが入っているか見てみましょう。
- ドリップコーヒー►1カップ150mlの場合カフェイン約90mg
- 紅茶►100mlあたりカフェイン約30mg
- 煎茶►100mlあたりカフェイン約10mg
- コーラ►1缶あたり約36〜46mg
普段なんとなく飲んでいる飲み物にも微量ながらカフェインは含まれています。
しかし、ほんの少し意識すればカフェインを摂り過ぎてしまう心配はなさそうですね。
絶対に飲まないように気をつけようとすると、人によってはストレスになることもあります。
目安の量を意識して、摂取しすぎないように気をつけるぐらいの気持ちがちょうどいいと思います。
厚生労働省 食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A
授乳中でも飲めるノンカフェイン飲料を紹介
やっぱりカフェインが心配だったり、まだ新生児だからコーヒーは諦めるしかないかなと思うママもいるかと思います。
そんなときママの味方になってくれるのがノンカフェイン飲料です。
私が産前からよく飲んでいたものを紹介します。
たんぽぽコーヒー
参考 Tea Girlsたんぽぽ珈琲楽天すっきりした飲み口のコーヒー風味の飲料です。
しっかりとコーヒーの味がするので、コーヒー好きのママでも満足できます。
いろんな種類のたんぽぽコーヒーがありますが、苦味がなくて飲みやすいのでおすすめです。
いろんなフルーツフレーバーがあり、気分に合わせて飲むことができます。
ホットでもアイスでもおいしく作ることができるので、サッと用意したいときにもぴったりです。
私は水筒に作って飲みながら授乳したりしていました。
どこでも買うことができる麦茶です。
お湯を沸かす時間がなかったり、今すぐ飲みたい!といった時に冷蔵庫に一本あると安心できます。
夏場は汗もかくし、授乳で水分が足りなくなることが多いので麦茶をたくさん飲んでいました。
赤ちゃん用品を取り扱うショップやドラックストアにもいろんな種類のノンカフェイン飲料があります。
自分のお気に入りの味を探すのも楽しいですし、好きなものが見つかるとリラックスタイムが充実します。
ノンカフェインだからこそ安心して飲めるので、ぜひ探してみてください。
まとめ
授乳中はなにかと制限も多く、好きなものを気軽に飲むことはできませんよね。
でも、上手にカフェインと付き合っていけば赤ちゃんへの影響も少なくすることができます。
我慢しすぎないように工夫してリラックスタイムを楽しみましょう。