堕姫(だき)の幼少期が切なすぎ!兄妓夫太郎(ぎゅうたろう)との過去とは? | かえるのうた

堕姫(だき)の幼少期が切なすぎ!兄妓夫太郎(ぎゅうたろう)との過去とは?

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

今回の遊郭編ではアニメ第一期や劇場版鬼滅の刃 無限列車編で拝めなかった新キャラが多数登場しますが、何といっても目玉は上弦の陸・妓夫太郎(ぎゅうたろう)堕姫(だき)です。

妓夫太郎(ぎゅうたろう)と堕姫(だき)は血を分けた兄弟で、幼い頃に母親を亡くして以降2人で手を取り合って生活をしていました。

しかし2人の前に現れた現上弦の弐・童磨によって兄弟2人は鬼になってしまいます。

それは何故か?

人だった妓夫太郎と堕姫の身に起きた悲しい過去と、美しい兄弟愛についてご紹介したいと思います。

 

鬼滅の刃妹・堕姫(だき)が生まれるまでの妓夫太郎の幼少期を検証

まずはこの兄弟2人の強い絆である兄弟愛を把握すべく、堕姫が生まれるまでの妓夫太郎の幼少期を検証してみました。

 

生まれや生い立ち

妓夫太郎の生まれは遊郭の最下層と呼ばれる羅生門川岸の貧民街

産まれるまでに「子供なんて生きているだけで飯代がかかるので迷惑千万」と何度も母親に殺されかけていました。

このことから、母親は客をとっても二束三文の稼ぎにしかならない遊女の中でも階級の低い女郎だったのではないかと推測できます。

そのためその日暮らしもままならず

妓夫太郎は空腹になればその辺にいるネズミや虫を食べて飢えをしのぎ、また遊びは客が忘れて行った鎌を振って遊んでいたそうです。

確かに子供が1人増えるだけでお金はかかってしまいますが、だからといってそんな待遇をしかも母親にされていたと思うと同情してしまいます。

 

容姿や風貌

次に容姿や風貌についてです。

容姿は幼少期から醜悪身体のいたるところに痣があり痩せこけていました

また声すらも酷い声だったことから、華やかで見目麗しいものを好む遊郭の世界では周囲の人たちから化け物扱いされ、忌み嫌われ石を投げつけられるなど理不尽な対応を強いられていました。

 誰一人として親身になってくれる人もいない中、妓夫太郎は辛く悲しい幼少期を過ごしていたと思うと涙が出そうになりました。

 

堕姫(だき)が生まれて変わった兄妓夫太郎の世界観

しかしそんな辛く悲しい幼少期にガラリと変わる出来事が起こります。

それは妓夫太郎の妹となる堕姫の誕生でした。

では堕姫が生まれたことで妓夫太郎の世界観はどう変化したのでしょうか?

分かりやすく堕姫の容姿や性格などと照らし合わせてご紹介したいと思います。

 

堕姫(だき)がいることで兄は自信がついた

辛い幼少期を送っていた妓夫太郎の元に嬉しい知らせが舞い込んできました。

それこそが妓夫太郎の世界観が変わる理由となった妹・堕姫の誕生です。

妓夫太郎とは違い、幼いころから周囲の大人たちがたじろぐほど綺麗な顔立ちをしていた堕姫

母親また周囲の人々から化け物扱いされ、嫌われ常に独りだった妓夫太郎にとって同じ血を分けた兄弟にこれほど見目麗しい妹がいることがとても誇らしかったのでしょう。

堕姫は妓夫太郎の自慢の妹となり、またそんな妹が自分だけを慕ってくれることでより自分に自信がついた妓夫太郎は堕姫を守ることが自身の生きがいとなりました。

また堕姫を守る中で自分の腕っぷしが強いことが分かった妓夫太郎。

周囲から恐れられる存在になったことでさらに自信がついたようですが、守るものがあるからこそ人は強くなれるのだと思います。

 

堕姫(だき)を守るため兄妓夫太郎がとった軌跡

しかし安定しつつあった兄弟2人の暮らしにある事件が起きました。

それは堕姫が客の目をかんざしで刺し、失明させたことから報復として生きたままで焼かれ瀕死の状態になってしまったのです。

そのとき生憎妓夫太郎は仕事に出かけており、戻ったときには堕姫は丸焦げで瀕死の状態でした。

妓夫太郎は丸焦げになった堕姫を抱きしめ泣き叫んでいると、堕姫が簪を刺して失明させた侍に襲われ深手を負いますが返り討ちにします

そして堕姫を背負いながら当てもなく街を歩く妓夫太郎でしたが、侍に斬られた傷が致命傷となり兄弟共々命果てようとした際に出会ったのが現上弦の弐・童魔でした。

この出会いがきっかけで妓夫太郎と堕姫は鬼となりました。

ですが、それよりも瀕死の状態になった堕姫の身体を自身も深手を負っている状態で背負い、何とかして助けたいと歩み続けた妓夫太郎の行動に深い兄弟愛を感じ、胸を打たれました。

 

堕姫(だき)の兄妓夫太郎(ぎゅうたろう)との過去とは?のまとめ

実はこの妓夫太郎(ぎゅうたろう)の軌跡だけでなく、堕姫(だき)の軌跡にも涙してしまうところがあります

それは堕姫が侍の目にかんざしを刺した理由で、【兄の妓夫太郎を馬鹿にされたこと】がきっかけでした。

唯一の味方で幼いころから自分を守ってくれている妓夫太郎に対し、堕姫は馬鹿にされることが耐えれなくなったのでしょう。

妹の取った行動に兄が取った行動、とても許されることではありませんが、それほどたった一人の兄妹が大切な存在だったことがわかります。

辛く悲しい幼少期を共に過ごし苦楽を共にしたからこその兄弟愛をひしひしと読んで感じました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。