一人一人違ってそれぞれに特徴のある柄があり、これらの柄をモチーフにした商品では、好きなキャラクターの柄がついた商品をこぞって購入しているようです。
キャラクターの象徴ともいえるこの羽織の柄。
実はそれぞれに意味が込められていることをご存じでしょうか?
そこで今回は隊士がまとう羽織について、ご紹介したいと思います。
もくじ
鬼滅の刃の羽織とは
鬼滅の刃に登場する羽織とは、主人公の炭治郎を始めとする主要人物に、鬼殺隊のトップである柱のほとんどがまとっています。
作中の時代は大正時代となるため、隊服は警察官や学生風のような見た目になっていて、その上から羽織る防寒着として使われていたのではと推測されます。
また羽織で描かれてる柄は日本独自の和柄であり、ひとつひとつに意味が込められており羽織るキャラクターごとにあった柄になっていると噂されているんです。
鬼滅の刃の羽織を一覧で紹介!
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そこでそれぞれに違った形に柄と一人一人特徴のある羽織について、これより詳しく見ていきたいと思います。
主人公:竃門炭治郎
炭治郎の羽織の模様は、緑と黒の同じ大きさの正方形が並ぶ【市松模様】柄。
この柄は先祖から代々受け継がれている柄で、父炭十郎の羽織にも市松模様が使われており、また妹禰津子の帯や他の兄弟も市松模様があしらわれたものを身に着けています。
市松模様には永遠と途切れず、変わることなく規則的に並んだ正方形が続くことより繁栄するといった意味があり縁起物の柄とされています。
ですが、私には炭治郎の祖先炭吉の命を救った継国縁壱より、受け継いだ耳飾りとはじまりの呼吸が原型となるヒノカミ神楽を絶やすことなく後世へ受け繋いでいくと言う意味で炭治郎の羽織の柄に使われたのでは?と感じました。
普段と覚醒後の差!:我妻善逸
善逸の羽織の柄は黄色地に沢山の三角の模様が描かれた【鱗文様】という柄で、元鳴柱で善逸の育手である桑島慈悟朗が身に着けていた羽織の柄です。
同じ三角の列が重なり合うよう交互に並んでおり、それがまるで龍の鱗のように見えたことよりその名前がついたとされています。
鱗文様には【魔除け】や【厄除け】という意味があり、元鳴柱の桑島慈悟朗は現役だった頃、常に鬼との戦いて死と隣り合わせの立場にいました。
そのため鬼から身を守るまじないとして鱗文様の入った羽織を着ていて、引退した後は育手として育てた子供たちに鬼との戦闘時に悪いことが起きないよう自分と同じ柄の羽織を手渡したのではないかと推測されます。
炭治郎の兄弟子:富岡義勇
冨岡義勇の羽織の柄というのは左右で違った柄で、一つは【亀甲柄】をベースに色々な四角形を組み合わせてつくられた幾何学模様になっており、もうひとつは【無地の赤】になります。
亀甲柄には文字のごとく、亀がモチーフになった模様のため【長寿】に非常に硬い亀の甲羅から【固く身を守る】など良い縁起物としての意味があります。
しかし冨岡義勇はそういった縁起物の羽織としてではなく、唯一の肉親だった姉と共に寝食を共にし生活していた友の錆兎の着ていた着物と大切な人を助けられなかった戒めとして、また鬼に殺され無念の死を遂げた二人の思いを背をっているのではと思います。
過去が関係する!?:伊黒小芭内
蛇柱こと伊黒小芭内の羽織の柄は白と黒のしま模様こと【島模様】と呼ばれています。
そもそも日本の和柄にしま模様はなく、由来は南の島から日本に伝わってきた歴史より「島模様」なっているようです。 当時しましまの生地は「島渡りもの」または「島物」と呼ばれていたため縞模様という名前になりました。
しかし中世のヨーロッパではしま模様は悪魔を意味する模様とされていた時代があり、罪人や奴隷などとの区別に着用すしていた衣服の柄として使われていました。
伊黒小芭内の過去には一族を抜け出したことで他の一族を皆殺しされたという悲しい出来事があります。
その戒めとして肌身につける羽織の柄を縞模様にしたのかも知れません。
鬼滅の刃の羽織を一覧で紹介!羽織の柄に込められた意味とは?記事まとめ
アニメ『鬼滅の刃』柱合会議・蝶屋敷編の描き下ろし提供絵が公開。放送を見逃した人は必見!
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— あゆかわ しのぶ🌟プロムナード (@ayu_nya55) December 21, 2020
一人一人個性的で特徴のある柄の羽織を着ているキャラクターでしたが、実はそれには作者によって込められている意味に過去がそれぞれにあったのです。
他にも胡蝶しのぶは姉から引き継いだ蝶の羽のような羽織であったり、人気急上昇中の煉獄杏寿郎は代々炎柱から受け継がれてきた裾が炎の柄になっています。
このような違う目線からも楽しむことができる【鬼滅の刃】。
第二期の放送がとても楽しみですね!!