離乳食中期になると、毎日おかゆだと赤ちゃんも飽きてきてしまって食いつきが悪くなることありませんか?
そんなとき、パン粥がとっても便利なんです。
「パン粥?どろっとしていて美味しくなさそう・・・」
初めてレシピを見たとき、そう思ってしまいましたが今では娘の大好物です。
離乳食のメインはお米になりがちですが、中期に入ってきたらパン粥の出番です。
パンを煮ればいいだけ?
たくさん食べさせてもいいの?
初めての育児は離乳食作りもドキドキの連続ですよね。
娘の離乳食作りに奮闘する新米ママがパン粥について調べてみました。
もくじ
離乳食のパン粥を食べさせるのはいつから?
パン粥は生後6ヶ月頃から食べることができます。
離乳食がスタートしてだいたい1ヶ月が経ったころで、まだまだ離乳食初期です。
食べることが少しずつ楽しくなってくる時期ですね。
初期から食べることができるパン粥ですが、パンにはアレルギーの原因になる小麦や乳製品が入っているので、離乳食が始まってすぐにはあげないでください。
お米の10倍粥にしっかり慣れた頃に食べさせるようにしましょう。
また、初めてパン粥を食べるときは午前中に食べさせ、アレルギーが起きたときに病院に行ける時間帯にしましょう。
パン粥に使うパンは、添加物の少ない「食パン」を選びます。
塩分が多かったり、油が多く使われているようなパンは赤ちゃんのお腹に負担が大きいです。
食パンの中でも、真ん中の白く柔らかい部分だけを使います。
耳は硬く、まだ上手に食べることができないので離乳食後期まであげないようにしましょう。
私はパンの耳を捨てるのももったいないし、かといって耳だけを私が食べるのも飽きてしまったので、サンドイッチ用のパンを使いました。
これなら無駄になる部分もないので、食べ物を捨てることに抵抗感のある方にはオススメです。
離乳食中期のパン粥の作り方
パン粥は牛乳で作るイメージがありますが、最初はお湯で作ります。
離乳食中期以降からは牛乳で作ることができるようになります。
離乳食中期では牛乳とお湯で作ることで、あっさりしたパン粥を作りましょう。
パン粥材料
食パン(白いところのみ)またはサンドイッチ用パン 20g(だいたい8枚切り4分の1くらい)
水 80ml
牛乳 20ml
赤ちゃんの離乳食の進み具合によって、ちぎる大きさを変えてあげます。
はじめは細かく、徐々に大きくしてあげるといいですね。
私は娘がパン粥に慣れるまで、小指の爪くらいの大きさにちぎりました。
小鍋で分量の水を沸かします。
気泡がふつふつしてきたぐらいでパンと牛乳を入れます。
スプーンでぐるりと混ぜましょう。
パンと牛乳を入れた後はもう一度ぐつぐつするまで中火で煮ます。
強火だと焦げ付くことがあるので、中火で様子を見ながらかき混ぜてください。
そんなに難しい行程はないです。
料理が苦手な私でも簡単に、しかも上手に作ることができました。
焦げないように気をつければ、ママもパパも美味しく作ることができますよ。
離乳食中期のパン粥の出来上がり量はどれくらい?
まだまだたくさん食べることができない時期なので、食べさせる量にも注意が必要です。
離乳食中期では「食パン8枚切りを4分の1」が目安となります。
この量のパンを細かくしてパン粥にします。
パンには炭水化物が多く含まれているので、たくさん欲しがるからといってあげてしまうとカロリーの摂りすぎになってしまいます。
離乳食中期では食後に粉ミルクを足す必要があり、粉ミルクからも栄養を摂っているので摂取カロリーに注意が必要です。
お粥にするとパンの甘みが増すので、たくさん食べたがるかもしれませんが他のおかずとのバランスを見てあげるようにしてください。
私の娘はお米のおかゆと違う食感や甘さを気に入ったのか、パン粥はおかわりの催促がすごかったです。
でも、たくさん食べてしまうと赤ちゃんはまだ胃が未発達なので、消化不良を起こしてしまって下痢をしてしまうことがあります。
ママが食べる量をコントロールしてあげるようにしてください。
離乳食のパン粥を冷凍保存する方
離乳食用に食パンを買っても、まだ赤ちゃんが食べる量は少ないのでたくさんパンが余ってしまいますよね。
そんなときはパン粥をたくさん作って冷凍保存することができます。
作ったパン粥の粗熱がとれたら、製氷皿に入れて小分けにします。
製氷皿だと1回分より少ないことがあるので、私は1回分ずつラップで包むようにしています。
冷凍保存すると、1回分を自然解凍か電子レンジ、小さな鍋などで解凍して使うことができて便利です。
冷凍するとお米のおかゆと色がそっくりなので、間違えないようにラップに印をしておきます。
冷凍保存は便利ですが、霜がついてしまったり冷凍焼けしてしまうとパンの美味しさがなくなってしまうのでできるだけ早めに使い切ってください。
だいたい1週間くらいが美味しく食べられる期間です。
また、食パンを4分の1ずつ切ってから、1枚ずつジップロックやラップに包んで冷凍するのもオススメです。
解凍するとすでに柔らかくなっていて、パン粥を作りやすくなります。
毎回パン粥を作るのは大変なので、作り置きをして時短しちゃいましょう。
離乳食でパンをそのままあげられるのはいつから?
離乳食中期はパンをそのまま食べさせるのはやめておきましょう。
まだ固形の食べ物に慣れていない時期なので、上手に噛むことができず飲み込めません。
小さくちぎってあげても、水分のないパンは食べるのが難しいようです。
喉に詰まらせてしまったら大変なので、噛む力がついてきてからあげましょう。
噛むことが上手になるのは離乳食後期に入ってからなので、しばらくはパン粥です。
後期に入って他の食材で上手に噛むことができるようになったことを確認してからそのまま食べさせることができます。
まずは小さくちぎったものからスタートして、手づかみ食べができるようになったら手でつかめるサイズにしてあげましょう。
いきなり大きな塊は食べにくいので、赤ちゃんの成長に合わせてパンの大きさを変えてあげるといいですね。
幼児用スティックパンなど種類も豊富なので、パンをそのまま食べられるようになるのが楽しみです!
まとめ
離乳食はいかに飽きさせず、食べてもらうかが重要です。
中期に入るとお米のおかゆを嫌がったりして困ってしまうこともあると思います。
そんなとき、パン粥を取り入れて食事のバリエーションを増やしてあげましょう。
きっと喜んで食べてくれると思います!