禰豆子が人間に戻るシーンは何巻何話?人間に戻れたの理由とは? | かえるのうた

禰豆子が人間に戻るシーンは何巻何話?人間に戻れたの理由とは?

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鬼の始祖である無惨の襲撃から唯一生き残った禰豆子

しかし無惨の血を取り込んでいたため禰豆子は鬼化します。

襲い掛かる禰豆子をなんとか正気に戻そうと炭次郎が声をかけている最中、偶然にも出会ったのが鬼殺隊の水柱富岡義勇でした。

炭次郎から禰豆子を引き離し頸を切ろうとしたのところ、炭次郎は必死に禰豆子を庇い

「人に戻すから殺さないでほしい。」

と義勇に懇願しますが、義勇から【治らない 鬼になったら人間に戻ることはない】と告げられます。

しかし物語の1話目から禰豆子の鬼化、人には戻れないという事実があったにも関わらず、最終的に禰豆子は人間に戻れたのです。

それはなぜ?

今回はどうして禰豆子は人間に戻れたのか?

ここについて詳しくご紹介したいと思います。

 

禰豆子が人間に戻ったのはいつ?

珠世の薬が完成し、禰豆子が投与されたのがコミック17巻147話です。

炭治郎たちが無惨との最終決戦に臨む一方で禰豆子は床に伏しており、鱗滝の看病を受けていました。

その理由として、鱗滝が珠世という鬼が寄越した薬をいわれた通り使ったが…果たして人間に戻れるのだろうか?

と心の中で呟いています。

しかし実際使ってみたところ即効性はなく、息苦しそうに滝汗をかいているシーンが描かれていました

その後、詳しい経過は分からないままだったのですが、突如無限城での最終決戦の最中に牙や鋭い爪が無くなり人らしい姿に戻っていく禰豆子が登場します。

ですのでそのときに戻ったのではないかと推測されます。

 

禰豆子が人間に戻るシーンを紹介

 

ここで感動の禰豆子が人間に戻るシーンについてご紹介します。

 

禰豆子が人間に戻った瞬間

では実際のところ禰豆子が人間に戻った瞬間はどのようなものだったのでしょうか?

調べて見たところ実はその瞬間というワンシーンではありませんでした

無限城での決戦から不意に無限城へ足早に一人で向かう、禰豆子がいました。

これまでに自分の身の回りで起こった家族を殺されたことや炭治郎のこと、そして鬼化した間の出来事を走馬灯のように頭の中で駆け巡ります。

頭を抱えながらも進む禰豆子ですが、徐々に鋭い爪は無くなり牙は消え、人間だった頃の禰豆子の目に戻っていき、最後には大きな涙の粒を流す姿がありました。

つまり炭治郎の元へと無限城へ向かう道中、少しずつ人へと戻ると同時に、記憶も取り戻していた可能性が高いです。

走馬灯に巡る記憶の中ではやはり炭次郎の存在は大きく、炭次郎に呼ばれる「禰豆子」の声ですべてを思いだします

私はここでも二人の強い絆を感じ、今後二人の身に起こることは幸せであって欲しいと節に思ったシーンです。

 

鬼殺隊の炭治郎と無惨

禰豆子がこちらに向かいながら人へと戻る中で、気になるのが無惨と鬼殺隊の戦いの状況ですよね。

実はこのとき徐々に珠世が作った薬が効果を奏し、無惨の体をむしばんでいきます

完成した薬は全部で4つ。

  • 人間帰り
  • 老化
  • 分裂阻害
  • 細胞破壊

この4つの薬が上手く合わさり効果を発揮することで、薬を分解するのに時間がかかり、無惨は思うように解毒ができません。

そのため無惨の力が衰えはじめ、鬼殺隊の分があがり出し徐々に無惨を追い詰めています

無惨に騙され家族に手をかけ、さらに吸収され命を落とした珠世ですが、無惨を滅すために作った4つの薬で長年憎んでいた相手に一泡ふかせることができて本当によかったと思いました。

 

人に戻った際にとった禰豆子の行動

人間に戻り炭次郎の元へ向かった禰豆子ですが、会いたかったあの優しい兄は無惨を倒したあと、地べたに脚をつけ座ったまま動きません。

しかし突然炭次郎の様子が急変し失ったはずの手に牙が生え、目も変わりまるで鬼のような姿に変わります

実は呼吸や心臓は止まっていたものの全ての細胞が死んでいたわけではなく、そこに目を付けた無惨は炭治郎が無惨の血を浴びたことで、体内に侵入し自分のすべてのパワーを炭治郎へ送ったことが原因でした。

そこで暴れ周りの人を殺そうとする炭次郎にしがみつき必死に抑え込んだのが、人に戻ったばかりの禰豆子だったのです。

禰豆子は噛まれ振り落とされそうになるも、元の優しかった炭次郎に戻ってほしいと一生懸命に言葉を伝えるシーンはもはや涙しか流せません。

死んでもなお、悪態を晒し鬼殺隊を苦しめる無惨にはある意味尊敬に値しました。

 

禰豆子が人間に戻るシーンは何巻何話

この感動的は禰豆子が人間に戻るシーンはコミック22巻196話に描かれていますので、読まれていない方はチェックしてみてください。

鬼化の前に家族の身に起こったことや、鬼化した後の軌跡を強い頭痛と胸の衝撃に絶え 無我夢中で足を進める禰豆子。

そして炭治郎とのこれまでのことを全て思い出したとき禰豆子は人へと戻ることができたのです。

しかし戻るときに思い出すのは悲しい出来事が多く最後には涙を流すのですが、人に戻れて嬉しいはずが切なさもありと禰豆子のやり切れない思いがヒシヒシと感じます。

 

 

禰豆子が人間に戻れた理由

まず初めに人に戻れた理由を考察してみたところ、いくつかの理由が重なった結果、戻れたことが判明しています。

そのいくつかの理由には

  • 禰豆子の特殊性
  • 禰豆子の血
  • 珠世の薬

の三つが大きく関係しているので、これらについてご紹介したいと思います。

 

禰豆子の特殊性

鬼化した禰豆子ですが一般的な鬼とは違った点がいくつかみられ、それらが大きく関与していました。

人の血を摂取せず眠ることで体力や飢えを賄い、無惨の配下を逃れたこと。

そしてのちに太陽の光を克服したことです。

 

禰豆子の血

禰豆子の血は普通の鬼と違う特殊性から、短期間の間に血の変化がみられると珠世から告げられます。

実際にツノが生え痣が現れたり血気術「爆血」を習得するなどその場その場で適応できる性質に変わっているのです。

 

珠世の薬

禰豆子を人に戻すため欠かせないのが【珠世の薬】になります。

先程1話では義勇に鬼を人に戻す術はないと言い放たれたものの、15話で登場する珠世に当時の技術では人間に戻すことはできないが、人に戻す方法は必ずあると断言されました。

そして珠世はいつか治療法を確立させると炭次郎に告げています。

実際炭次郎にお願いし、無惨の濃い血を受け継ぐ上弦の月の鬼や禰豆子の血をサンプルに治療薬を作って完成させていました

 

禰豆子はなぜ人間に戻れたのか?人間に戻るシーンは何巻何話?記事まとめ

コミック22巻から最終巻にかけてはハラハラ・ドキドキする無惨との戦いに無心になって読み進めるところもありつつ、禰豆子の人間に戻れた後にとる行動に涙したりと話の展開がきゅーっと詰め込まれた2冊になります。

今年は第2期がスタートしますので、ぜひまだ読まれていない方は読んでみてください。

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