時透無一郎の祖先とは一体誰なのか?黒死牟(こくしぼう)との関係は? | かえるのうた

時透無一郎の祖先とは一体誰なのか?黒死牟(こくしぼう)との関係は?

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霞の呼吸の使い手である時透無一郎

喜怒哀楽が乏しく常に無表情で他人に関心がなく、何を考えているのかわからない・掴みどころがない人物です。

しかしそんな見た目からは想像できない程、実力は凄まじく剣をとって僅か2ヵ月で鬼殺隊のトップである柱の1人・霞柱になるほどの天賦の才を持っています。

この恵まれた時透無一郎の才能ですが、実は祖先が大きく関与しており、鬼殺隊に入隊するきっかけも実は祖先でした。

そこで今回は時透無一郎の祖先とは一体誰なのか?

また物語後半に登場する時透無一郎と死闘を繰り広げた上弦の壱・黒死牟との因果関係についてご紹介したいと思います。

 

時透無一郎の祖先は誰!?無一郎の過去を検証

気になる無一郎の祖先ですが、実はコミックに祖先についての詳細が掲載されていました。

そこには無一郎が鬼殺隊に入隊するきっかけに、感情が乏しくなった要因も描かれています。

そこでまずは無一郎の過去を検証したいと思います。

 

時透無一郎の生い立ちについて

無一郎の生い立ちですが、出身は景信山で杣人(そまびと)と呼ばれる両親の元に双子として誕生しました。

生活は貧しく苦労が耐えませんでしたが、家族4人幸せな生活を送っていたといいます。

しかし、母が風邪をこじらせたことで肺炎になり死亡。

父はというと母の病気を治す薬草をとりに行ったときに崖から落ちて亡くなってしまいました。

わずか10歳で両親を亡くした無一郎、兄の有一郎と共に生活するものの11歳のときに兄を亡くしてから無一郎は11歳で天涯孤独となってしまいます。

しかし兄の生前時に、鬼殺隊を取りまとめるお館様の妻・あまねが家に訪ねてきて兄弟2人を鬼殺隊に勧誘していました。

ですが兄は鬼殺隊に勧誘するあまねをよく思っておらず、あまねが来る度に兄は追い返していたようです。

ある日、家に侵入した鬼によって兄は負傷、この怪我が原因で命を落とします。

無一郎は兄を怪我させた鬼を追いかけ、朝日が昇るころに鬼を消滅させることに成功しました。

家に戻った無一郎は変わり果てた姿の兄の手を取り、そのまま横たわってしまいどんどんと衰弱していきます。

ですがなんとか生き延びることができたのは様子を伺いに来た、あまねのお陰でした。

しかし兄の死に自分も瀕死状態と、生還した無一郎はそんな過去の記憶を喪失します。

無一郎の無表情になってしまった原因はそんな壮絶な悲しい過去があったからで、11歳の男の子には辛すぎる生い立ちに読んでいて、何箱ものティッシュ箱が空になりました。

 

時透無一郎の過去が描かれているのはコミック何巻何話?

無一郎の過去が描かれているコミックは14巻118話です。

刀鍛冶の里で上弦の肆・半天狗と上弦の伍・玉壺の襲撃に出くわした無一郎。

玉壺との対戦時に異能を喰らい絶体絶命のピンチに陥ります。

そんなときに必死に鬼の攻撃を喰らいながらも自分を助けようとする小鉄。

そして頭にふと浮かんだ先ほどの炭治郎の言葉。

これらがきっかけとなり、仲違いしていた兄の最期の言葉を思い出しピンチを脱することに成功しました。

いつも自分の意見を真っ向から否定し続ける兄が無一郎に向けた最期の言葉。

  • 「お前は自分でない誰かのために無限の力を出せる選ばれた人間なんだ」
  • 「無一郎の無は無限の無」

この二つの言葉は私に強い印象を与え、読み終えた後もいつまでも心に留めており、こちらの記事で是非紹介したいと思った言葉です。

 

時透無一郎の祖先は誰!?黒死牟(こくしぼう)との関係性とは!?

次に無一郎が鬼殺隊に入隊するきっかけとなった理由に、祖先が大きく関与しているという件ですが実は同じくコミック14巻描かれています。

あまねが無一郎と有一郎のもとを訪問した際に鬼殺隊入隊の勧誘を行うのですが、それは2人の祖先が剣士でさらに【はじまりの呼吸】の使い手だったからです。

はじまりの呼吸とは現在炭治郎が使う【日の呼吸・ヒノカミ神楽】

この使い手だった人物は鬼の始祖・鬼棲辻無惨の討伐にあと一歩まで迫った剣士といわれています。

実はこのはじまりの呼吸の剣士こそ黒死牟と密接な関係にあったのです。

 

時透無一郎の祖先について

無一郎の祖先ですが、黒死牟が人だった頃の【継国厳勝(つぎぐにみちかつ)】が鬼になる前に所帯を構えていたときの子供の末裔だったことが判明します。

これは黒死牟が無一郎と初対面した際に懐かしい気配を感じ、透き通る世界で無一郎の肉体の中を感知。

そして黒死牟が無一郎の名前を尋ねたことで確証したようで黒死牟自ら無一郎に告げました

しかし黒死牟は月の呼吸の使い手であり、日の呼吸の使い手ではありません

この理由は、黒死牟の弟である縁壱が日の呼吸の使い手だったからです。

つまり厳勝の子供の末裔であり、血縁関係は薄いものの厳勝の弟・縁壱が日の呼吸の使い手なので、月の呼吸に日の呼吸の子孫が無一郎になるわけです。

ですが、厳勝は鬼になりさがり黒死牟として多くの人の命を奪ってきた憎むべき存在。

黒死牟の強さに恐怖を感じる中、真実を知った無一郎の心はさぞ穏やかではなかったでしょう。

 

時透無一郎と黒死牟(こくしぼう)との関係が描かれているのはコミック何巻何話?

この無一郎の祖先のエピソードが描かれているのは、コミック19巻165話です。

恐怖・動揺とさまざまな感情が渦巻く中でも外目にはそれを感じさせることなく、黒死牟に1人立ち向かう無一郎。

昔の無一郎では考えられなかった。

他人を思う気持ちや、実力が伴わないながらも何とかここで黒死牟を倒そうという使命感で立ち向かう姿に多くの人が涙し、SNSでも反響していました。

 

時透無一郎の祖先は誰!?黒死牟(こくしぼう)との関係性とは!?のまとめ

わずか14歳という最年少で鬼殺隊のトップ霞柱に上り詰めた時透無一郎。

持って生まれた天賦の才なのか…祖先が黒死牟とその弟・縁壱だと判明しました。

しかし天賦の才だけで済ませていいものでしょうか?

過去の記憶を失い、天涯孤独の身となりながらも必死に鬼を滅するため稽古に打ち込んでいたのは間違いありません。

ただ単に祖先の才能を受け継いだのではなく、時透無一郎本人の頑張りもあったんだ!と証明するためにも是非外伝にて掲載してくれたら…と思います。

 

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