悲鳴嶼行冥の壮絶な過去とは?獪岳が起こした事件の真相とは? | かえるのうた

悲鳴嶼行冥の壮絶な過去とは?獪岳が起こした事件の真相とは?

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19歳の頃に柱となっておよそ8年。

鬼殺隊を統括する産屋敷輝哉の右腕として仕え、今でこそ鬼殺隊最強の剣士と名高い悲鳴嶼行冥ですが、鬼殺隊に入隊する前は壮絶な過去を経験しています。

盲目で天涯孤独の身である行冥。

成人すると自分と同じ境遇の身寄りのない子供たちを引き取り、貧しいながらも共に助け合いながら暮らしていたのですが、ある日行冥に悲劇が起こります

その悲劇を起こす引き金となったのが、実は物語後半で登場する獪岳だったのです。

今回はあまり接点がないように思える悲鳴嶼行冥と獪岳の関係に、過去に起きた事件についてご紹介したいと思います。

 

【伏線あり!?】悲鳴嶼行冥と獪岳の意外な関係性

実はアニメではほんのワンシーンの登場のみである獪岳

しかもその登場シーンは獪岳が人だった頃に加え、顔の表情が見えない状態でした。

そのため、あまりピンとこない方も多いかもしれません。

そこでまずは獪岳とは一体どういう人物だったのか?を一緒におさらいしてみたいと思います。

 

獪岳って誰!?人間だった頃の獪岳について

獪岳の初登場は人間だった頃でコミック4巻の善逸の回想シーンです。

年齢は分からないものの、善逸を罵っているシーンが描かれていることから善逸より年齢が上だというのが分かります。

また指南を受けている師匠を尊敬し真面目に修行していたようで、グズグズと愚痴ばかりを口にして師匠を困らせる善逸に対し苛立っていました。

確かに尊敬する師匠に指南を受ける時間が、善逸の素行のせいで減ってしまうのは修行の妨げになるだけですし、誰だって嫌になりますよね。

しかしこの段階では行冥との繋がりは何もみえません

むしろここでは善逸との繋がりが発覚したのですが、これが意図するものとは一体何なのでしょうか?

 

実は繋がる!?獪岳は何の呼吸の継子だった!?

善逸が元雷柱・慈悟郎の元で修行を受けている回想シーンに登場し、善逸を罵っている内容から獪岳は雷の呼吸を継承する継子だったことが分かります。

しかし優秀ながらも努力を怠らず、ひたむきに修行に励んで雷の呼吸の継承者の1人に選ばれた獪岳ですが、このときから少しずつ心に黒い部分が広がっていったのです。

その理由の1つが雷の呼吸です。

なんと雷の呼吸の継承者の1人にも関わらず、獪岳は基本中の基本である壱の型を習得することができませんでした

反対に善逸は雷の呼吸の壱の型のみ習得できたため、慈悟郎からは2人で雷の呼吸の継承者だといわれてしまったのです。

出来損ないの善逸とセットで1人前といわれ、他の先輩隊士からもそれが原因で陰口をたたかれており、どんどんと獪岳の心に黒い部分が広がっていったのでしょう。

自分を評価し認めるものは【善】、評価せず認めないものは【悪】と歪んだ解釈をするまでに陥ってしまいました。

 

【驚愕】獪岳が引き起こした行冥の壮絶な過去とは!?

雷の呼吸の継承者の1人で鬼殺隊の隊士だった獪岳、ここまででも行冥との繋がりは見えませんでした。

しかし行冥が鬼殺隊に入隊することになった理由に獪岳が大きく関与していたことが発覚したのです!

それは獪岳が引き起こしたある出来事がきっかけで、行冥は心に大きな傷を負うことになってしまったのです。

それは一体なぜなのか?

次は獪岳が引き起こしたある出来事がきっかけで、起きてしまった行冥の壮絶な過去についてご紹介したいと思います。

 

鬼殺隊に入る前の行冥について

上記にも記載した通り、行冥は成人すると自分と同じ境遇の身寄りのない子供たちを引き取り寺で生活を営みます。

決して裕福な生活とはいえませんが、互いに助け合い支え合って本当の家族のように暮らしていたと行冥本人の口から語られていました。

そのシーンが描かれているのがコミック16巻になりますが、行冥が子供たちと輪になって食卓を囲む子供の中に、幼い頃の獪岳が登場しています。

実は獪岳、雷柱の継子として修行する前は行冥のもとで暮らしていたのです。

他の子供たちと獪岳は、皆笑顔で食卓を囲む姿に幸せな日々を過ごしていましたが、その後に起こる悲劇によって行冥と子供たちの生活はガラリと変わってしまったのです。

今の行冥からは想像もつかない痩せ細った体に気弱な性格が、鬼殺隊最強の剣士と呼ばれるまでになった訳ですからその悲劇の重さを実感してしまいます。

 

獪岳によって変わってしまった行冥の性格

獪岳が犯した罪は【自分が助かるために襲い掛かる鬼に対し、寺の子供たちを身代わりにした】ことです。

獪岳の手引きによって寺に鬼が侵入、寝ていた子供たちに襲い掛かろうとします。

行冥は何とか子供たちを守ろうとしますが、子供たちは行冥のいいつけを守らずにそれぞれに散らばってしまい、次々と鬼に殺されてしまいました

唯一行冥の後ろに隠れていたさよだけは助けたいという思いで、鬼に拳を振り下ろした行冥。

何とか鬼を倒し、明け方に消滅させることに成功します。

しかし明け方駆けつけた近所の大人たちの目には血まみれの拳の行冥に亡くなった子供たち。

唯一の生存者であるさよは「あの人は化け物 みんなあの人が みんな殺した」と口にしたのです。

既に鬼は灰となり目の前には血まみれになった行冥。

さらにさよの発言より行冥が子供たちを殺したんだと勘違いされ、牢屋に投獄されてしまったのです。

必死に戦い守ったはずの子供から、自分が犯人だといわれた行冥の気持ち…。

このことがきっかけで行冥の頭には子供は平気で嘘をつき、残酷なことをすると刷り込まれてしまったのでしょう。

 

悲鳴嶼行冥の壮絶な過去とは?獪岳が起こした事件の真相とは?のまとめ

自分が助かりたいがために寺へ鬼を招き入れた獪岳。

これによって家族同然の子供たちを失い、唯一の生存者のさよには犯人扱いされるなど、悲鳴嶼行冥の幸せだった寺での日々は一瞬にして無くなってしまいました

そんな壮絶な過去を経験したからこそ自分が強いと悟った行冥は、鬼殺隊に入隊すると鬼を滅札する力をつけるため地獄のような鍛練に修行を重ねたのではないでしょうか。

だからこそ昔の行冥と見間違えるほどの体格になれたのだと思います。

しかしまさかと思うような悲鳴嶼行冥と獪岳の繋がりに、他にも実は伏線があるのではないかと疑ってしまいますね

 

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